12月29日
今年も残りわずか、21世紀ももうすぐ。今日から休みに入ったのでオリオン座の２重星を見ました。アルニタク
は、320倍（アッベ4mm+2倍バロー）で回折リングの弧が途切れて見える状況でしたが主星／伴星ともエアリー
ディスクはきれいに見えていました。η星は、伴星が少しぼやけて見えていました。その他にM4１、M4２を見ま
した。星の世界は世紀の変わりと関係なくいつもの姿を見せています。
（アルニタクとη星のアイピースインプレッション：2000年12月29日22時）
今年を振り返ると、星見関係での主な出来事は、「オフ会に参加していろんな人と交流出来たこと。HPを開設
したこと。アンタレス伴星を見たこと。」です。
12月24日
昨夜は天気が良かったので、星見仲間と県内最高峰の八溝山（福島県との県境）へ星見に行きました。山頂は
快晴で肉眼で6等近くまで見える好条件でした。
2時間半近くにわたりアンドロメダの伴星雲NGC205,M33,h-χM42,M1,M78,M79,M41,M35,M45,M36,M37,
M81,M82等を見ました。特に、双眼装置で見たh-χ,M42,M45はとても１０cmとは思えない迫力でした。
M45は、プレアデスをつつむ青っぽい星雲も良く見えました。星雲・星団はやはり暗い空でないとその美しさは
分からないということを痛感しました。
終わりかけのころ１台の車が近くに停まりました。親子３人で星を見に来たということなので、望遠鏡で
土星・木星、プレアデス、二重星団、オリオン星雲を見てもらいました。天体望遠鏡で星を見るのははじめて
ということで、土星の輪や木星の縞模様、宝石のような星団の輝きに感激されていたようでした。
12月23日
Telescopereview websiteにTelescope Ranking Matrixというのが載っていました。望遠鏡をタイプ
別に「Not Recommended からHighly Recommendedまで」５つのランクに分類したものです。
市販の多数の望遠鏡がランク分けされているので購入の参考になると思います。ちなみに、カタディオプト
リックの所を見ると、Meade7" Maksutovはランク４、Questarはランク５でした。
Astro-Phisics Maksutovもランク５ですが希少品のようです。
→www.scopereviews.com/matrix.html
12月16日
今日、免許取得（H１2年１2月１２日）後始めて車の運転をしましたが結構疲れました。車はフォルクス
ワーゲンのポロですが、アクセルペダルが随分軽いような感じでした。方向指示がハンドルの左でワイパー
操作が右側なので慣れないと間違ってワイパーを動かしてしまいます。夜星見に出かけられるようになるには
まだ相当かかりそうです。
12月10日
日が暮れて金星を見ました。半月が膨らんだ形が150倍で見えましたが、30倍でも円盤像が欠けているのが
分かるようです。南の魚座δ星の伴星は相変わらず見えませんでした。南の魚座は西の地平へ沈むのが益々早く
なるので今年は分離する機会がないかもしれません。
