軸外しニュートン反射(*)の製作 2024年1月作成
(*)軸外しニュートンについては「無遮蔽反射について」を参照。
「非軸放物面ミラー」(55mm×55mm, f=275mm、非軸角度=11度)を入手したので、軸外しニュートン反射を
作りました。図1は光路図です。
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図1 軸外しニュートン反射の光路図
主鏡セルは木材、鏡筒はL字フレームを使用しました。筒外焦点距離や視野周辺像等を考慮し、口径は
40mmに絞ることにしました。従ってスペックは、D=40mm, f=275mm(F≒7), 非軸角度=11度となります。完成
した写真は図2です。斜鏡が入射光の経路よりも上にあるのが分かります。
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図2 完成した軸外しニュートン
図3,図4は、斜め後ろと正面からの画像です。
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図3 斜め後ろから見た軸外しニュートン(主鏡の光軸調整は3か所のネジ)
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図4 正面から見た軸外しニュートン(斜鏡金具は薄いアルミ板)
軸外しニュートン反射の光軸調整は下記手順で行いました。
接眼筒にレーザーコリメータを入れ、
A主鏡の中心にレーザー光が来るように斜鏡を調整。
A主鏡からの反射光が鏡筒に平行に出ていくように主鏡を調整。
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図5 軸外しニュートンの光軸修正
マスヤマ16mm、85°アイピースで地上風景を見ると、中央遮蔽がないので視野中心から周辺まで
良く見えました。
(*)軸外しニュートンについては「無遮蔽反射について」を参照。
「非軸放物面ミラー」(55mm×55mm, f=275mm、非軸角度=11度)を入手したので、軸外しニュートン反射を
作りました。図1は光路図です。
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図1 軸外しニュートン反射の光路図
主鏡セルは木材、鏡筒はL字フレームを使用しました。筒外焦点距離や視野周辺像等を考慮し、口径は
40mmに絞ることにしました。従ってスペックは、D=40mm, f=275mm(F≒7), 非軸角度=11度となります。完成
した写真は図2です。斜鏡が入射光の経路よりも上にあるのが分かります。
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図2 完成した軸外しニュートン
図3,図4は、斜め後ろと正面からの画像です。
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図3 斜め後ろから見た軸外しニュートン(主鏡の光軸調整は3か所のネジ)
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図4 正面から見た軸外しニュートン(斜鏡金具は薄いアルミ板)
軸外しニュートン反射の光軸調整は下記手順で行いました。
接眼筒にレーザーコリメータを入れ、
A主鏡の中心にレーザー光が来るように斜鏡を調整。
A主鏡からの反射光が鏡筒に平行に出ていくように主鏡を調整。
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図5 軸外しニュートンの光軸修正
マスヤマ16mm、85°アイピースで地上風景を見ると、中央遮蔽がないので視野中心から周辺まで
良く見えました。